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2023/05/17 11:15:41

若手社員ビジネスマナー研修への参加 ~新社会人以外から見るビジネスマナー~



こんにちは。2020年に入社し現在は第2本部に所属しています、Y.Hです。
今回は、2023年4月に立川にて実施された「若手社員ビジネスマナー研修」に参加いたしましたので、その際に得た知見や所感をお伝えできればと思います。

■研修についての所感
上記の紹介で疑問符を浮かべているかもしれませんが、この研修は2023年実施、一方で私が新社会人として東洋システムの一員となったのは2020年となっています。
「最初に受講すべきビジネスマナーを3年遅れで?」という疑問、もちろん自身も感じていましたが、2020年当初に参加できなかったのにはもちろん理由があります。
というのも、2020年入社組である私たちは大きなコロナウイルスの影響を受けていた為です。

2020年という年はコロナの流行が本格化し、その対応の為に様々な都市機能や社会機能が麻痺をしてしまうような時期でした。
その為、外部で行うような研修はすべて感染対策の為見送られ、今のようにオンライン会議・オンライン研修が広く浸透する前ということもあり、そういったビジネスマナーはドキュメントでの確認のみ、着の身着のままで社会に新社会人の私たちは臨むことになっていたのです。

そういった事情もあって早3年、職場にも慣れた後で今更感の強い研修だと内心思いながら参加したこのビジネスマナー研修ですが、幾つか今聞いても為になる内容もあったので、「社会にすでに出た後で改めて学ぶビジネスマナー」といった少し変わった視点からそのポイントをご紹介できればと思います。

■特に良かったと感じたポイントについて
営業職や製造業など様々な業種の方が受講する研修ということもあり(実際4~5名ほどのグループ形式で実習を行うのですが、全員異なる業種の方でした)、かなり格式ばった営業向けの礼儀作法や、初歩のような挨拶の重要性などを説かれる中、特に自身の業務と大きな関りを持ちながら知見を与えてくれたのは「電話対応」の項でした。

私たちSE職はあまり営業職の方と比べて対面で頻繁に様々な取引先と会話する、といった場面は少ない反面、保守・運用や問い合わせ対応の際にお客様と電話で対応することが非常に多くなっています。
勿論、それがオフィス勤務ともなると自身以外にも保守・運用や問い合わせ対応の為に同僚・上長へと何件もの電話が1日にコールされることになります。
当然その全てに応対者がすぐ繋げられるということはなく、会議や離席、在宅勤務などで不在となり、代わりの者が電話の対応をすることも多くあります。
その為、この項はSEとして客先業務を行う自身にとって日常的に出会うシチュエーションでした。

まずは電話での対応について改めて流れや押さえておくべきマナーを再確認。
例えば応対者が別の通話中でその電話に現在対応できない場合の文言は、通話中とそのまま相手に伝えてしまうと相手をその別の通話よりも軽んじていると捉えて失礼に当たるため離席で統一する、などはあまり意識していなかった部分なのでとても良い気づきとなりました。
また、応対者不在時に来た電話の内容をその応対者へ伝える電話メモの書き方などは今までかなり大雑把に所属・名前と電話番号、用件だけで書いてしまっていましたが、それでは不十分だったということも学ぶことが出来ました(対応した時間や代わりに対応した自身の名前を書き加える、など)。
こういった細やかな部分に関しては自身で調べなくては分からない部分であったり、記憶から抜け落ちて手癖でやっていた部分であったりしたのできっちりと再確認できたのはとても良い体験だったと思います。



■実地研修だからこその利点
今回、会場で実際に集まって行う形で研修を受けさせていただきました。その際に講師の方も仰っていたことになりますが、やはりコミュニケーションを伴う学びというものは実際に対面でのワークでしか学べないものがあると感じました。
この研修は様々な業種の方々とグループになって行うと前項で述べた通り、見ず知らずの方数名と実際に起こる業務上のシチュエーションなどをロールプレイしながら学ぶ形式となっています。
その為、客先常駐の自身にとっては久方ぶりに初対面の相手と対面でタスクを進行する、といった状況が発生します。これもまた新鮮な経験で、今まで使っていなかった所謂「対初見相手へのコミュニケーション筋」ともいうべき部分が刺激される体験となりました。
客先常駐とはいえ異動や出張でいつまでも同じ現場で業務をするという訳にもいかない、といったことも有り得る自身の現状、こういった機会でそういったコミュニケーション能力が衰えないよう刺激できるのは対面での研修だったからこその利点ではないかと考えています。

■学びを踏まえて
今回の研修について、私にとっては「学び」というよりも「再確認」といった意味合いが強いものでした。実際に、良いポイントこそ挙げたものの大半は既知であり、現在の職場に合わせたやり方の方が良いものなども非常に多くあります。
ただ、「再確認」で引き締まった部分があるのもまた事実です。今後、異なる現場で働く際、または現在の職場であっても立場が変わればもっと役職が上の上長と仕事をする機会があると思います。そんな折、慣れと手癖で対応してしまうと相手に悪印象を与えてしまうかもしれません。
そういった意味では、この「再確認」の機会はそんな手癖を矯正する場としてとても良い機会になりました。これからも都度、自身のビジネスマナーを見直していつ何時でも好印象の与えられるビジネスマンと成れるよう精進したい思いです。


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